<Header>
<Author: 白居易>
<Title: 將之饒州江浦夜泊>
<Format: 格式不明>
<Year: 1964>
<BookName: 漢詩大系  白樂天>
<Translator: 田中克己>
<style: 現代文無假名>
<style2: 日本現代譯文無假名標注>
<TranslatedTitle: 將之饒州江浦夜泊>
<BookPage: 20-21>
<UsedPage: 2>
<Feature: 1, 4>
<End Header>
<Poem>
明月滿深浦，
愁人臥孤舟。
煩冤寢不得，
夏夜長於秋。
苦乏衣食資，
遠爲江海游。
光陰坐遲暮，
鄉國行阻修。
身病向鄱陽，
家貧寄徐州。
前事與後事，
豈堪心幷憂。
憂來起長望，
但見江水流。
雲樹靄蒼蒼，
煙波澹悠悠。
故園迷處所，
一念堪白頭。
<End Poem>
<Translation>
明月はこのいりこんだ浦に照りわたり、心いさまぬわたしは孤舟にねている。
煩悶してねられないとなると、夏の夜も長いという秋の夜どころではない。
もともと生活にこまって、はるばる揚子証沿岸を旅行しているのだ。
年齢はみるみるふけてゆき、ふるさとは次第に遠くなる。
自分は病気しながら鄱陽に向かい、貧しい家族は徐州に預けてあるのだ。
こんな過去のこと、将来のこと、両方ともの心配には耐えられない。
さて心配で床から起きてとおくを眺めたが、揚子江の流れるのが見えるだけだ。
雲のかかった木はこんもりとし、もやのたれこめる波ははるかにつづく。
ふるさとはどこともめあてがつかず、この一念だけでも白髪になる。
<End Translation>
<Formatted Translation>
明月はこのいりこんだ浦に照りわたり、心いさまぬわたしは孤舟にねている。煩悶してねられないとなると、夏の夜も長いという秋の夜どころではない。もともと生活にこまって、はるばる揚子証沿岸を旅行しているのだ。年齢はみるみるふけてゆき、ふるさとは次第に遠くなる。自分は病気しながら鄱陽に向かい、貧しい家族は徐州に預けてあるのだ。こんな過去のこと、将来のこと、両方ともの心配には耐えられない。さて心配で床から起きてとおくを眺めたが、揚子江の流れるのが見えるだけだ。雲のかかった木はこんもりとし、もやのたれこめる波ははるかにつづく。ふるさとはどこともめあてがつかず、この一念だけでも白髪になる。
<End Formatted Translation>